現在、大きな下落トレンドと判断しており、
最近では、8月以降3回だけポジションを持ちました。
(全て売りポジション=下落すると利益になるポジションです)

その3回のタイミングは、次の通りで、チャートを見ていただくと
最近の一番美味しい時だということが分かります。

2015年8月19日
2015年12月3日
2016年2月1日

日経225日足チャート
https://www.pro-fx.info/ef/pic160204-9.gif

そして、美味しいところは、分かりやすい時です。

新イーグルフライでは、私がポジションを持つ前に
メルマガで告知をしているので、私より先に
ポジションを持った人も多いです。

これを、見れば分かるように
取引は、毎日頻繁に繰り返さなくても、
美味しいところだけ、取引することが利益になることが分かります。

美味しいところだけ取引するのが、相場の王道です。

新イーグルフライの新年号(1月1日発行号)を添付します。

   *    *

今から10年前、2006年1月、FXの黎明期にイーグルフライは創刊されました。
(多くのFPもFXの仕組みを知らない時でした)

本日から11年目という大きな節目の時ですが、
ちょうど時代も新しいステージ入りしたという認識です。

2008年のリーマンショック後、100年に一度の大きな金融危機に陥り、
世界各国は、危機を乗り切るため、景気を回復させるために株価上昇対策をしました。
(景気が良くなると株価上昇ではなく、株価上昇させて景気を良くする)

各国の中央銀行は大規模な金融緩和
(超低金利にし、大量のお金を市場に流す資金ジャブジャブ政策)
を行ってきました。

一般的に政府が行う景気対策は、次の3つですが、
(1)金融緩和
(2)減税
(3)公共投資

各国とも財政赤字のため
(2)減税と(3)公共投資はほとんどできず
(1)金融緩和だけを徹底的に行ってきました。

(戦争は最大の公共投資なので不況になると戦争をする傾向があります)

世界の金融緩和は過去ないほど大規模で、
株式相場を筆頭に各相場は政府によって管理(コントロール)されてきました。

これを官製相場といいますが、
巧みに相場を管理してきたことから
それまで一年に数回あった株価やドル/円などの大きな下落は回避され
相場の上昇相場も延長してきました。

本来、相場が調整して大きく下げても良い時にも、大きな下げにせず、
人為的に上手に相場の上昇トレンドを延長させてきたのです。

ある意味、それは素晴らしい采配で
景気もドン底からは回復してきました、が、

現在の世界景気は、一部は良いものの、全体的には悪いです。

世界の景気の先行指標の一つであるバルチック海運指数も安値更新しています。

バルチック海運指数
https://www.pro-fx.info/ef/pic160101-9.gif

これは世界の鉄鉱石などの原材料の貿易が減っていることを意味します。

日銀は、後のことを考えずに異次元の(超大規模の)金融緩和(バズーカ)を
行ってきましたが、最近では、金融緩和しても景気が良くならない状況に
陥っています。

金融緩和の裏側で日本の財政赤字は加速中です。

財務省のページ
https://www.mof.go.jp/tax_policy/summary/condition/004.htm

日銀は新規発行する国債の総額を全部購入しているような状況ですが、
これは、本来の日銀の姿ではありません。

日銀は通貨を守るのが仕事で、株価対策が仕事ではありません。

日銀のページ
https://www.boj.or.jp/announcements/education/oshiete/op/f09.htm/

私(松島修)の母は日銀に勤めていましたが(故速水優日銀総裁と同期)、
日銀は、黒田総裁の前までは独立性を持って運営されてきました。

しかし、黒田総裁から日銀の独立性は失われ、政府の景気対策の下請け機関
のようになっており、これは将来の通貨の大暴落につながる可能性があります。

日銀のページ
https://www.boj.or.jp/announcements/education/oshiete/outline/a03.htm/

米国は、一人勝ちで景気が良いとはいうものの、
低金利に便乗して収入が低い人に不相応な車を購入させたり、
不健全な消費を元に消費の先食いをして景気を保っている状況です。

結果的に、米国の個人の借金は膨らみ、預金はほとんどない状態になっていますので
米国が景気悪化した場合、個人の余力がないので、いっきにそのツケが回ってきます。

新興国の景気は悪化傾向が継続しています。(新興国投資は危ないです)

昨年12月、米国は金利を上昇させました。

それは将来の金融緩和策を残しておくためですが、
金利上昇は、世界の景気悪化のトリガーにもなりえます。

大規模な金融緩和と、官製相場で保ってきた景気と相場、
これは過去経験したこと大規模なものなので、

専門家の中でも、その終焉がどうなるかイメージできている人が少ないと思いますが
現在の官製相場が崩れた場合、そのショックは大きなものになる可能性が大です。

中央銀行による金融緩和バブルの崩壊です。

(現在、相場自体はバブル的ではないですが、金融緩和がバブル的です)

上昇相場の延長も、まだ、あったとしても
限界が近づいてきているといえるでしょう。

今年、2016年は、いよいよ大きな相場が崩れる正念場になる可能性があります。

昨年、2015年9月から時代が新しいステージに入ったと判断しており
その詳細は後日説明しますが、

現在、政府が相場をコントロールできなくなってきている一方で
(最終的に)個人をコントロールするためのマイナンバー制度が、
いよいよ運用開始です。

これは、
お金の動きを全て把握し、脱税・不法・ロンダリングを防ぐという
政府の目的を超えて、
(現時点では政府自身も意図していないと思いますが、最終的には)

たとえば
この番号がないと、食べ物なども買うことができなくなるという、
一人ひとりをコントロールする方向に発展する可能性が極めて高いものです。

戦争法案を巡る動き・マイナンバー導入などは
時代が新しいステージに入った象徴的な出来事です。

激動の時代が次のステージに入ったということは

激動の時代の特徴である

「知恵を用いて準備していた人に富が移動する」

が、さらに加速する、

ということです。

ほとんどの人は、相場の暴落時に大きな損失を出して大変なことになりますが
この時、まさしく、知恵を用いて準備していた人に富が移動しています。

大暴落し、皆が安値で手放す時でも、値段がつくのであれば
そこに、大きな売りと同じだけの大きな買いがあるということで
そこで富は移動するのです。

「知恵を用いて準備していた人に富が移動する」の基本は
「美味しい時だけ取引する」で
これは投資・トレードで大切な王道です。

投資・トレードでは、その時々に一番美味しい投資・トレード対象が
変化していきますので、その美味しいところを取っていくわけですが、

次のステージに入ったということは

大きく利益を得るだけではなく、

その後、どうするかなども含めて

知恵を使う必要があります。

相場が崩れるタイミングが具体的にいつになるかは現時点では分かりません。

気付いたことがあれば、メルマガでお知らせしていきますが、
突然、何かのきっかけで暴落が始まる可能性がありますので
そのような事態に常に準備しておきましょう。

今の激動のテーマは、以下の3つなので、
(1)戦争
(2)想定外の災害
(3)金融危機再燃

(1)戦争と(2)想定外の災害は金融危機再燃のトリガーになります。

大きく相場が動く時は、大きく利益になる時です。

昨年、2015年8月に久しぶりの株やドル/円の暴落がありました。

その直前に
(短期間に大きく下落すると爆発的に利益になる)日経225のプットオプションを買い、
新イーグルフライのメルマガ・掲示板で事前に推奨しました。

(実際に私が取引した時にはメルマガや掲示板に掲載しますので参考にしてください)

そのポジションは3日間(土日含めて5日間)で
36万円が1000万円(ピークで1500万円)の利益になり
すぐに半分を利益確定しました。

買いも売りもメルマガ・掲示板に書いているので
追従されて大きく利益にされた方も少なくなかったと思います。

このような美味しい取引は頻繁にあるわけではありませんが
時々ある、美味しい局面を取っていければと思います。

これが、新イーグルフライの目的の一つです。

(私の取引は、時々ある、美味しい時だけです)

勿論、美味しいところを全て取らなくても大丈夫です。

相場は続きますので。

知恵を用いて、準備している者に富が移動するわけですが

一番大切なことは正しいマインドセット、王様マインドです。

どんなに、チャートや手法を真剣に勉強しても、
奴隷マインドは富を失うことになります。

一方、
王様マインドは富を得ることになります。

富の源泉は、その人の
努力
能力
願望の強さ
目標
ではありません。

巷では、投資・トレードのマインドセットとして、たとえば、
最初に、家を買うことを目的にし、常にそれを意識し、イメージして
投資・トレードすることが大切などと教えます。

それに違和感がない人が、ほとんどですが、
それこそが、象徴的な奴隷マインドであり、
富を失うマインドセットです。

投資・トレードでは約9割の人が損をすると言われてますが
ほとんどの人(9割の人)が奴隷マインドで取引をしているのが、
その原因といってもよいでしょう。

ストップロスを入れずに大きく損失を出す人が多いですが
これも「自分の間違いを認めたくない」という
奴隷マインドの特徴の一つです。

奴隷マインドの反対の王様マインドは、
言われてみれば正しいと分かるものの、
今まで誰も言ってなかったことも多いです。

王様マインドの理解や
富の本質や相場の本質を理解する基本として、

次の書籍とセミナーDVDはお勧めなので、
この機会にどうぞ、購読・視聴してください。

王様マインドと奴隷マインド(サンマーク出版)
https://www.the-status.com/pr4/

右肩上がりセミナーDVD
https://www.xfine.info/dvd/km/

投資・トレードで成功するためには、
巷で教える奴隷マインドではなく、
王様マインドを身につけることが最優先課題だからです。

先の3日間で、36万円が1000万円の利益というのも、
これは、私の努力や能力などとは、直接関係ありません。

王様マインドは、ある意味、一番お気楽なマインドセットなのです。

過去に、王様マインドと奴隷マインド(サンマーク出版)
を読んで、ピンとこなかった方は、この機会に読み直してみてください。

国会議員や、凄腕のコンサルタントなど、違いが分かる人は
付箋紙をびっしり入れて読み込んでいる本です。

この記事は新イーグルフライ https://www.eagle-fly.com/mm/
の一部を抜粋・編集しました。