通常はゼロ金利解除は円高要因なのですが、目先の材料出尽くし
ということと中東問題が原因で円安となったのでしょう。
ゼロ金利解除は実は大きな円安をもたらすことになります。
金利上昇は国債の利払い増加につながり、それは国家財政負担を
増やすことになり、最終的に財政破綻(もしくは、それと同等なこと)
を早めることになります。
1997年に韓国が財政破綻したときにウォンは急落しました。
もし、日本が財政破綻した場合にも同様に円は急落することでしょう。
FXで円を売っているポジションの場合には円の急落では大きく
利益がでることになります。
1日1万円のスワップ金利を得ているようなポジションであれば、
あっという間に1億円程度の利益になるはずです。
    日本の危機時に利益が出るのがFXです。
ちなみに、ここ数日の円安は中東問題が大きいと思います。
・1991年の湾岸戦争の前までは「有事の金買い」そして「有事のドル買い」でした。
・1991年の湾岸戦争時には「有事の金売り」そして「有事のドル売り」となりました。
・2001年の911テロ時は「有事の金買い」そして「有事のドル売り」となりました。
そして、最近の動きを見ているとセンチメントは
「有事の金買い」そして「有事のドル買い」です。
(有事といっても、米国内のテロであれば、ドル売りになるのでしょう)
今年後半から、激動の時代、つまりテロや戦争の時代になるとセミナーや
有料メルマガの新イーグルフライではお伝えしてきたのですが、思った以上に
ペースが早いです。
北朝鮮でも中東であっても、有事となった場合には円安になりますので
やはり、FXが最高の投資先となります。
日本では昨年くらいから株ブームですが、これからは株はかなり辛い
ことになると予測しています。
こういう混乱時に利益が出せるのがFXです。
            *             *
前号でお知らせしていたカナダドルは見事に上がりましたが
年初より、お勧めの豪ドルも大きく上昇しました。
有事には円安と同時に金(GOLD)高となりますが、金と連動しやすいのが
豪ドルであり、カナダドルです。
豪ドルの本領発揮はまだこれからです。