中東戦争リスクが高まっています。

激動の時代の特徴の一つは戦争であり、
今後、中東戦争が発生する可能性が高いと判断してきました。

ヒラリー氏は、戦争好きで戦争のリスク高く
トランプ氏は、軍産複合体を嫌い戦争のリスクが低い
というのが一般的な見方です。

ところが、今、中東戦争の危機が目の前にあります。

トランプは、ユダヤ(イスラエル)と親しく、
トランプご自慢の娘のイヴァンカの夫、大統領上級顧問のクシュナー氏は
トランプの右腕ですが、彼はユダヤ人であり、熱心なユダヤ教徒です。

そしてイヴァンカもユダヤ教に改宗しました。

昨年から、そして先日もトランプが公約していることが、
テルアビブからエルサレムに米国大使館を移転するということです。

実は、エルサレムに米国大使館を移転することは
1995年に米国議会で議決されており、
米国大統領が、大統領権限で、半年伸ばす決定を、ずっと繰り返してきました。

従って、トランプが何もしないで、議会の議決に従うだけで、
エルサレムに米国大使館が移転することになります。

すでに、エルサレムには総領事館があり、ビザの発行などを行っており
看板を総領事館から大使館に付け替えるだけで
大使館に転用できるので、やろうと思えば、すぐに実現可能です。

しかし、米国がエルサレムに大使館を移転すれば
パレスチナの反発・イスラムの反発など、複数の強い反発が起こり
中東情勢は制御不能の混乱に陥り
中東戦争・大々的なテロに発展していく可能性が高くなります。

トランプ氏が、延期をしなければ大使館移転が実行されてしまう状況の中
本人の公約は勿論、取り巻きも移転賛成派ばかりであり
世界は爆弾を抱えている状態です。

今、世界的に一番重要な事項です。

中東に火がつくとオイル(WTI)は上昇するので
保険として、オイル(WTI)を
日足ボリンジャーバンドの-2σ(シグマ)で買っておくは良いと思います。

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この記事は新イーグルフライ http://www.eagle-fly.com/mm/
の配信から約半分を抜粋・編集したものでイーグルビューとして連続した記事にはなっておりません。