2006年のメルマガで、最後は金(ゴールド)という内容で書きましたが,先週、新イーグルフライ会員限定で http://www.eagle-fly.com/mm/
金(ゴールド)レアメタルについての緊急セミナーを開催しました。

当日の話の一部と追加解説をまとめてみました。

オフレコ部分が多数あったのですが、ここでは省いてあります。

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鉱物資源の中で稀少なものとして、貴金属とレアメタルに分かれます。

貴金属とは金・銀を指します。

レアメタル(稀少金属)は、地球上の存在量が少ないか、量が多くても経済的・技術的に純粋に取り出すことが困難な稀少金属です。

プラチナ(=白金)(やパラジウム)は貴金属というよりレアメタルに属します。

日本ではプラチナは装飾品というイメージがありますが、自動車の排ガス処理など触媒として使われる工業製品という位置づけです。

(日本ではプラチナの装飾品は人気がありますが、海外では、金「ゴールド」の方が人気があり、プラチナには人気がありません。)

レアメタル(稀少金属)の中で希土類元素をレアアースと言います。

希土類元素は高性能磁石の原料として使用され、ハイブリッドカーなどに使われる高性能モーター用磁石を作るために必要です。

その他、レアメタルは、液晶・太陽電池・半導体・宇宙開発等、先端の工業技術に必ずと言って良いほど必要なものです。

日本は、先端技術による製品生産拠点ですので、世界のレアメタル需要の20%を占める一大消費国であり、そのほとんどを輸入に頼っています。

これらの貴金属やレアメタルの産出は世界の中で特定の国に偏在しています。

情勢が不安定な国(北朝鮮・ロシア・中国・南アフリカなど)から主に産出されており、レアメタルは一級の戦略物資です。

地球全体を横に見て、ロシア・中国・北朝鮮から日本、そして縦に見てオーストラリアまでのエリアは理由は分からないものの、鉱物資源が多く存在します。

地球誕生の中で、何らかの原因で、このエリアに貴金属・レアメタル・その他鉱物資源が集まっています。

また、地殻プレートがぶつかる所には、貴金属やレアメタルが凝縮されるのか多く産出されます。

日本は、その両方の条件が整っており、実際に多くの貴金属やレアメタルが産出されます。

昔から日本は黄金の国ジパングと呼ばれ、憧れの国でした。

日本には北から南まで、数多くの金山がありました。

現在でも東京の23区、多摩川の下流でも砂金取りはできますし、日本全国砂金が取れる場所は多いです。

これは上流に金山があることを示します。

世界最大のインジウム鉱山も北海道にありました。

インジウムの埋蔵量・生産量とも世界最大で、粗鉱中の平均品位が異常に高く、世界の代表的なインジウム鉱山の精鉱中の品位に匹敵するほとです。

現在は、深部まで掘ったために高温な岩盤に行き着き、発破に使用するダイナマイトが高温に耐えられず掘り進むことができなくなり閉山しました。

現在、日本は世界中のインジウム取引の約80%の量を輸入している最大の輸入国になっています。

金山については、幕府に金山を直轄されるのを防ぐために隠れ金山も多く存在し、把握されるのをおそれ、埋め戻してしまった金山もあります。

掘っていて温泉が出てしまったために閉山というケースもあります。

金の隠語は塩であり、塩山は金山の意味とも言われています。

塩の付く地名の地域は、金が出る地域なのかもしれません。

比較的最近の大きな話題では、1981年、鹿児島の菱刈金山の発見ですが、これは菱刈ショックとも言われ、全世界の鉱業関係者・鉱床関係に驚きを与えました。

世界一の高品位金山だったからです。

世界の金鉱山で採掘される鉱石の金の品位は数グラム/トン程度ですが、菱刈金山は80グラム/トンもありました。

菱刈金山からは250トンの金が産出量と言われ、これは過去日本の3大金山の産金量を上回る量です。

資源が無いと言われていた日本に、世界の鉱業界の常識を覆す最高品位で大量の産出量の金山があったわけです。

菱刈金山は火山活動に伴う金銀鉱脈が火山岩より下部の基盤岩中にまで連続して鉱脈が連続しているという他に例がなく、これも菱刈鉱床の特異性です。

また、この鉱脈が形成された時代は極めて新しく、たったの数百年前です。

なぜ、このように大量の金が高い濃集度で沈殿したのかは不明です。

今まで、日本は資源国ではないと思われてきましたが、これは戦後マッカーサーによる日本の方針に従ったもののようです。

日本は資源輸入国として他国に依存し、世界の工場としての位置付けをされたのでしょう。

骨抜きにされたと言って良いと思います。

(資源を温存できたので良いという判断もできます)

また、現在、結果的にかもしれませんが、政府は資源温存方針であるため戦後、新規に下ろした採掘権については2件しか下ろしていない状況です。

ちなみに、採掘権が下りるまでには、順調にいっても数十年かかるそうです。

先の世界最大規模のインジウム鉱山や、世界最高品位の金鉱山の他にも、日本には、まだ知られていない鉱山・鉱脈が多数あると考えられます。

日本には資源がないという、すり込みは日本人の精神にも良くない影響を与えていると思います。

現在、日本人の中では、愛国心・自尊心の低下、少子化・財政赤字・年金問題など未来への不安感、そして自虐的な歴史観が主流になっていますが、これは、これから日本の本来の姿がドンドン明らかになり、精神的にも大きく良い方向に変化していくと予測しています。

(新イーグルフライ掲示板のディープ・ブルースレッドにも大切なことが書いてあります)

危険な愛国心もありますが、国民に愛国心のない国は荒み、滅びます。

エスタブリッシュメント層の方も含めて、人々が予測もしなかった歴史・事実が明らかになると同時に、良い意味での意識の大きな変化があることでしょう。

現在、皆が考えていることとは逆に日本は素晴らしい国になると予測していますが、皆が考える以上に、一旦は困難な状態が来る可能性が高いように思います。

これは、相場がセリングクライマックス後に急反転急上昇することと同じです。

これは、生みの苦しみ、膿出しであり、ジャンプの前の縮みこむ状態ですので、その時に振り落とされないことが大切です。

今後、必要なこと、大切なことは、本質を見分ける力を身に付けることと有益な情報です。

(新イーグルフライは激動の時代を先読みする有益な情報ですがニューエイジ系の情報はかなり危険です)

持っている、お金や財産をどのように投資・運用するかも、勿論大切です。

これからは、少しの違いが大きな結果の違いをもたらすからです。

あの時にこうしておけばよかった、あの時聞いた話を実行しておけば良かったということのないようお願いします。

P.S.
中国とロシアは基軸通貨を狙って。(両国とも産金国でありながら)金(ゴールド)を買い始めているようです。

すでに、何度か書いていますが、(まだ先になるものの)国が金(ゴールド)の奪い合いをする時が来るように予測しています。

激動の時代を勝ち残るには、是非ご購読ください。

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