危険なFX会社は取引とは直接関係ないので書くつもりはなかったのですが、本日、唖然としたので危険な取引(番外編)です。
FX会社については、金融先物取引業者としての登録が義務付けられ悪徳業者の多くは、廃業するか業種転向をしました。
しかし、「金融先物取引業者として登録されているから安心」と判断することはできません。
 先日、自宅に営業の電話がかかってきました。
営業: 投資のご案内です。何か投資とかされていますか?
私 : はい FXやっています。
営業: そうですか。 それは良かった。 外貨での投資商品で電話しました。
  豪ドルで手数料40銭しか、かからない有利な投資です。
私 :  ほ〜〜 (40銭?怪しい)
営業: パンフレット送って良いですか?
私:  (いりませんと言おうと思ったけど、ネタになりそうなので)
    はい。どうぞ。
 ということで、送られてきたパンフレットを見たら・・・
○○○○トレード株式会社 NT-FX (関東財務局長(金先)第135号)
  FXだ・・・・ でも引越し屋さんみたいな名前
パンフレット見てびっくり
豪ドルのスワップ金利 10万豪ドルで一日560円 (普通は、倍以上あります)
   他にも突っ込みどころ満載。
  
   営業の方へ・・・相手選んで電話した方が良いと思います。
FX会社は「不招請勧誘」が禁止されています。
つまり、電話営業が禁止されています。
従って電話営業をかけてくるFX会社は確信犯ですから全て、悪徳業者と言ってよいです。
非常に分かりやすいです。 
逆に見れば、電話営業しなくなったら顧客が増えないから電話営業しているのでしょう。
現在、経営が苦しいFX会社も少なくないみたいです。
本来は悪くなかった会社も、買収されて筋が悪くなってしまうケースもあるでしょう。
金融先物取引業者としての登録がある会社であっても、倒産、夜逃げ状態で預け入れた証拠金がゼロになってしまうリスクは、無くなったわけではありません。
ちなみに、2005年に倒産したFX会社であるレフコは、現在証拠金の60%弱で清算手続きが進められているようです。
1年半以上かかって、やっとゴールが見えてきた感じです。
FX会社選びもファイナンシャル・リテラシーの一部です。
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