様々な投資先がありますが、FXが持っている魅力の一番はスワップ金利があるということです。

FXでは売りと買いの通貨の金利差を毎日受け取ることができます。

もし、豪ドル/円が75円・金利差5%としてポジションを取って、一年間後にやはり75円であった場合には、金利分として3.75円がプラスとなります。

勿論、 
75円より高くなれば、為替差益。
75円より低くなれば、為替差損。
 
となりますが、約3.75円分はスワップ金利を受け取っているのでハンデをもらっていることになります。

為替の動きは株式の動きから比べると、変動が少なく、変動率は株の5分の1とも言われています。

(注:変動率はボラティリティとも言われます)

逆に言えば、もし、全く変動しなければスワップ分だけ確実に儲かるということになります。

「何だ、年間3.75円か」と思わないでください。

レバレッジを5倍にすると年間25%の利回りとなります。

現在、大きなトレンドとしては円安のトレンドの中にあると思いますので、その中での25%はかなり美味しいと思います。

但し、気をつけたいのが、高金利通貨は右肩あがりで上昇をしていき、あるとき急落するという性質があることです。

高金利通貨の落とし穴ですので、その性質を理解して投資することは大切です。
詳しくはEブックにも書きました。

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            豪ドル・米ドル

ニュージーランドドルの急落で、もらい事故状態だった豪ドルが復活しています。

そもそも、悪材料がなくて下げていたわけですから、戻るところに戻るということでしょう。

NZドルはまだ不安定ですが、豪ドルはだんだんNZドルの悪影響を受けにくくなっています。

押し目買いをお勧めしていますが、押し目を作ったと思ったらすぐに上昇を開始していて、押し目らしい押し目がないのが悩ましいところです。

下げても悩ましく、上げても悩ましい・・・

豪ドルは先日のニュージーランドドルの下落による連れ安は想定外だったものの高金利通貨の中では安定している通貨です。

大きく上げることを期待するより、下げ要因が少ない通貨はスワップ金利を受け取るという目的には良い通貨だと思います。

米ドルは、本日の米国の雇用統計の結果で動きがでてくるのでしょう。